バブルへGO!!タイムマシンはドラム式

公開直後でもいつも空いている映画館がそこそこ混んでいたということで、まぁそれなりの好調な滑り出しなんですかね。TOHOシネマズで観たのに鷹の爪の案内がなくて残念でした。


崩壊する日本経済を止めるためにタイムマシンでバブル期に戻って、バブル崩壊を止めてくるお話。別にバブルを否定するでも批判するでもなく、いい時代だったねぇと全肯定する潔さ。オチにもそれが現れているわけなんですが。


まぁ、バカ映画として十分楽しかったのですが、もう少し突き抜けた何かがあると良かったのかもなぁ。バブル時代って中学3年くらいだったから体感していないしなぁ。僕の見たバブルはトゥナイト2の中って感じですか。そういう意味では懐かしいねぇでもなく、どっちかというとこんな時代がホントにあったのか!って感じですか。フィクションなのかノンフィクションなのかもよくわかんないみたいな。まぁ、でもホントにあったんだろうねぇ。うらやましい。


しかし1990年を舞台とした近過去劇っていうとなんかケラが好きそうな感じだよなぁとか思ったんですが、タイムマシンをモチーフとした話というと「ナイスエイジ」とか近いのかもなぁ。あれもタイムマシーンを偶然開発したんじゃなかったっけ。風呂かなんかで。この前の再演を腰痛で見逃したのであんまり覚えてないんだけども。


まぁ、そんなことよりこの映画は広末さんが最高なので広末スキーな人は皆みるといいですよ。広末百面相と広末七変化。かつてこれほどまでに広末を満喫できる映画があったでしょうか(多分あった)。特に競泳水着姿の広末って超レアじゃないですか?水着ですらそんなにないはずなのに、あんな競泳水着だなんて信じられないですよ。まぁシーンは一瞬ですが。


あと湯上りの広末ね。あれも完璧。他にも喪服にキャバクラ嬢に舞妓さんとコスプレも満載。ダンスも披露。普段着も素敵だぜ。こんな感じで思わず我を失ってしまう素敵っぷり。なんかやる気を感じられました。


あとはまぁ、阿部寛かっこいいなぁとか伊藤裕子美人だなぁとか吹石一恵って眉毛の太さでキャスティングされたんだろうかとかそんな感じですか。しかしあの頃のボディコンと今のファッションを見比べるとやっぱり今のファッションの方がいいなぁと思うのは慣れというか時代ですかね。いつかアレをダサいと思う時代も来るんですかね。


個人的にはタイムマシーン映画としてはサマータイムマシンブルースの方が数倍面白かったですが、広末の魅力で引き分けといったところでしょうか。