ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ

会社からたまには外へ出て映画でも見に行きなさいとチケットをもらったものの、ダラダラしていたら公開終了直前になってしまったのであわてて観にいってきました。

やっぱりこの映画は関めぐみの凛々しさに尽きるなぁ。あと予想外にチェーンソー男がかっこよかった。チェーンソーといえばレザーフェイスなわけですが、レザーフェイスがちょっとグロ気味なデザインなのに比べ、チェーンソー男は今時のデザインというかホラーというよりはSF寄りのデザインでその巨体さも含めてかっこよかったです。

市原隼人はまぁ悪くは無かったけどもモノローグとか下手だよねぇ。出演者でいえば野波麻帆がすごくかわいかったのと、主人公の同級生を演じていた浅利陽介がよかったのが印象的でした。浅利陽介はどっかで観たことあるんだけどなぁと思っていたのですが、新選組!で周平やっていた人か。印象違いすぎてわからんかった。

まぁ、青春時代のどうにもならない閉塞感を表現したというけども、なんかこの前見たグミチョコの連中に比べるとこの作品の若者たちには共感しづらいのはなんなんだろうなぁ。主人公もそうだけども、三浦春馬演じていた能登の生き様死に様にもまったく共感できなかったのが原因なのかなぁ。あんなのまったくうらやましくないや。

あと一部狙ったようなわざとらしい演出がちょっと気になりました。監督さんはこの話をどういう方面に振りたかったのかわからないというか。

まぁ、それでも原作には結構忠実な感じだと思いますし、それなりに楽しめました。